
保育士を目指される方は、まずその受験科目の種類の多さにびっくりされます。まず筆記試験だけでも10科目(試験自体は8科目)。列挙すると、保育原理・教育原理・発達心理学・養護原理・精神保健・児童福祉・社会福祉・小児栄養・小児保健・保育実習理論となり、すべての科目を突破すると、実技試験へのステップに進むことが可能です。 保育士は「女性のなりたい職業」でここ30年ほど上位3位から外れたことがなく、保母さんという名称から保育士という名前に変わっても人気はまったく衰えません。しかし、保育士はその名前の通り、「こどもを保護し、養育する」という役割があり、責任は非常に重大であるからこそ、やりがいも非常に大きいといえます。 子どもが可愛い!というだけの理由で目指すと挫折する可能性が高くなるといえるでしょう。
スポンサードリンク
実際に過去に質問された問題を見ながら、どういった知識が試されているかを考えて見ましょう。 「保育所保育指針」の2歳から6歳までの「保育士の姿勢と関わりの視点」の記述である。誤った記述を一つ選びなさい。 1 2歳児 生活に必要な行動が徐々にできるようになり、自分でやろうとするが、時には甘えたり、思い通りにいかないとかんしゃくを起こすなど感情が揺れ動く時期であり、それは自我の順調な育ちであることを理解して、一人一人の気持ちを受け止め、さりげなく援助する。 2 3歳児 身体が、発育・発達を示すときであり、それだけに栄養面での対応が求められる。自我はまだはっきりしていないので、うまく表現や行動に表すことができないところもあり、全員の発育に注目しながら、身長・体重面の配慮を欠かしてはならない。 3 4歳児 友達をはじめ人の存在をしっかり意識できるようになる。友達と一緒に行動することに喜びを見出し、一方で、けんかをはじめ人間関係の葛藤にも悩むときであり、したがって集団生活の展開に特に留意する必要がある。また、心の成長も著しく、自然物への興味・関心を通した感性の育ちに注目しなければならない。 4 5歳児 毎日の保育所生活を通して、自主性や自律性が育つ。更に集団での活動も充実し、きまりの意味も理解できる。また、大人の生活にも目を向けることができるときである。社会性がめざましく育っことに留意しながら、子どもの生活を援助していくことが大切である。 5 6歳児 様々な遊びが大きく発展するときで、特に一人一人がアイデアを盛り込んで創意工夫をこらす。また、思考力や認識力もより豊かに身につくときである。したがって、保育材料をはじめ様々な環境の設定に留意する必要がある。 どうでしょうか?これは過去に東京都の問題(今は全国統一試験)として、出題されていた内容です。成長の早い子どもは各年齢ごとにまったく違う発育段階を顕し、また子どもによって千差万別です。こうした子どもたちに上手に対応していくことが保育士のやりがいと言えるでしょう。
スポンサードリンク
スポンサードリンク